Diary

節分の夜に感じた、小さな安心

「鬼は外、福は内」
今年も節分がやってきました。子どもたちは豆をまいて大はしゃぎ。
一粒ずつ数えながら歳の数だけ豆を食べて、「もうこんなに年取っちゃった!」なんて笑っていました。

家の中にまかれた豆を拾い集めながら、「福って、どこから来るんだろうね」とぽつりと聞かれたとき、少し考えてしまいました。

福というのは、大きな幸運や目に見える幸せだけじゃなくて、こうして笑い合える時間や、誰かと過ごす安心感のことなのかもしれません。

最近では、「家のこと」「お墓のこと」「この先のこと」など、ふだんは後回しにしている話題がふとしたきっかけで浮かびます。
特別な節目の日には、そんな話を少しだけしてみるのも、家族の未来の“福”につながっていくのかもしれません。

寒い日が続きますが、皆さまのもとにも、あたたかな福が舞い込みますように。

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