以前、老人ホームに勤めていました。
入居の申込みに来られたご家族にお話を伺うと、寝たきりになった原因として、脳梗塞などの後遺症のほかに、「骨折」と聞くことが多かったです。
自宅で転倒・骨折(腰や大腿骨)
→入院や療養により筋力や気力が低下
→骨折部分は回復しても寝たきりに
「骨折するまでは元気で何でも出来ていたのに、骨折くらいでこんなことになるなんて」と話されていました。
転倒の原因は
・筋力の低下
・家電のコードや段差につまづく
・浴室内などで滑る
・スリッパを履いていて階段を踏み外す
など、いろいろあります。
対策としては
・床に物を置かないようにする
・電気コードを壁に沿わせる
・スリッパや滑りやすい靴下は控える
特に今の季節は、コタツやホットカーペットのコードに引っかかりやすいようです。
築40年の私の実家ですと、雨の日の玄関アプローチがとても滑りやすく、子どもの頃に何度か転び、お尻を強打しました。
70歳を過ぎた親も不安になったのか、数年前から玄関アプローチに滑り止めマットを敷くようになりました。
弊社でも取り扱っているColorNonSlipは水はけも良く、とても優れた滑り止めマットですのでオススメです。
そして、身体を動かすことも大切です。転倒を怖れて動かないと、筋力が低下してしまいます。
転倒防止対策を行ったうえで、なるべく身体を動かしましょう。