MEMORIAL SERVICE
仏壇・墓石サービス事業
「ママ、ひなまつりっておばあちゃんもやってたの?」突然の娘の質問に、「うーん、たぶん…」と曖昧な返事をしながら、思い出してみました。そういえば私の子どもの頃は、押し入れから出すお雛さまがちょっと怖かったんですよね。顔がリアルすぎて(笑)でも母は毎年ちゃんと飾ってくれて、「女の子の健康を願う
街を歩いていたら、ふとやわらかな梅の香りがしました。花の姿はまだ見えなくても、春が近づいてきているのを、匂いがそっと教えてくれます。この時期になると、不思議といろんなことを振り返りたくなります。あの人は今、どうしているかな。昔こんなことあったな。──そんな記憶が、ふいに胸をよぎります。
週明けの静かな午後。窓の外から聞こえる鳥の声をBGMに、久しぶりに家の中の整理を始めました。使っていない引き出しの奥から、昔の写真や手紙が出てきて、思わず手が止まります。誰かの想いが詰まったものに触れると、不思議と背筋が伸びて、日常の中にある“大事なもの”を思い出させてくれます。そ
建国記念の日。久しぶりに家族がそろって、ゆっくりと食卓を囲むことができました。忙しい日々の中で、こうして顔を合わせる時間が少なくなっていたからこそ、たわいない会話に救われる瞬間があります。「今度のお彼岸、どうする?」と、ふと出たひと言がきっかけで、お墓参りの話題になりました。「そろそろ親戚
「鬼は外、福は内」今年も節分がやってきました。子どもたちは豆をまいて大はしゃぎ。一粒ずつ数えながら歳の数だけ豆を食べて、「もうこんなに年取っちゃった!」なんて笑っていました。家の中にまかれた豆を拾い集めながら、「福って、どこから来るんだろうね」とぽつりと聞かれたとき、少し考えてしまいました
「2025年問題」という言葉をご存じでしょうか?団塊の世代が全員75歳以上になるこの年、日本は本格的な“多死社会”を迎えるといわれています。実際、最近では「お墓をどうするか」というご相談がぐっと増えてきました。特に、遠方に住む子ども世代との距離や、後継者の不在といった現実的な問題は無視でき
1年で最も寒さが厳しい「大寒(だいかん)」を迎えました。外に出るのも億劫になりがちなこの季節ですが、朝のひととき、仏壇の前で手を合わせると、不思議と心がほっとするものです。最近では、「お仏壇があるけど、ちゃんと使えていない」というご相談をよくいただきます。でも、そんなに堅苦しく考える必要は
1月17日、阪神淡路大震災からちょうど30年となりました。あの日、そしてあの年に経験したことは、今も多くの人々の心に残っています。災害の記憶は、時間とともに風化してしまいがちです。しかし、仏壇やお墓という存在は、失った人たちの「記憶を祀る」場でもあります。この日ばかりは、いつも以上
新年あけましておめでとうございます。皆さまは、今年のお正月をどのように迎えられましたか?我が家では、まず仏壇の前で手を合わせることから新年が始まりました。ご先祖さまに感謝し、今年一年の健康と平穏を祈る、そんな時間が自然と心を整えてくれます。年明けから地震や寒波のニュースも続きました
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年のご愛顧に改めて感謝いたしますとともに、皆さまにとって2025年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。株式会社菩提樹 スタッフ一同