先日、愛知県高浜市にてECOGROUNDの新しい工法の実験を行いました。
平面では完成しているものが、法面でできるかどうかの実験です。
ECO GROUNDは愛知県の三州瓦のリサイクル品シャモットを利用したエコなサービスであり、で 今世界的に取り組んでいるSDGsにも貢献しています。
三州瓦シャモットとはどういうものか、三州瓦シャモットのホームページより抜粋させていただきご説明いたします。
愛知県西三河地方は三州瓦の産地であり、粘土瓦の全国シェアを7割占めています。
三州瓦は焼き物のため、生産過程でネジレなど規格から外れた規格外瓦が発生します。 各工場から発生するこれらの規格外瓦は、すべて組合で管理し、粉砕や分級してリサイクル製品「三州瓦シャモット」とし販売しています。
主な用途は瓦原料への再利用ですが、その他に再生資材としてガーデニング材や防草材、透水ブロックやコンクリート製品の骨材や土木資材などに活用され、 国土交通省の「NETIS」や「リサイクルガイドイラン」、愛知県の「あいくる」製品に認定されています。
特徴として、透水性、保水性があり、摩擦性や軽量なため、河川、港湾、湖沼等の浚渫土や河川護岸工事等で発生する大量に水分を含む建設発生土や、 地中埋設管工事で発生する掘削土などの土壌改良材としても利用され、土質の改良・改質効果があり、砂や礫の代替資源としても使用できます。
三州瓦シャモットが有する赤茶色は、地元三河粘土などを原料を使って作られた三州瓦の色で、やわらかい色合いのため公園や運動場等への利用も広まっています。