子どもの頃、「かさじぞう」を読んだとき
なんて優しいおじいさんなんだろう
私もこういう人になりたい
と、思いました
母となり、我が子に読み聞かせるようになってから気がついたのですが
おばあさんの器の大きさたるや!
子どもの頃は、おじいさんの善行にしか目がいってなかったです
妻となり、おばあさんと同じ立場になってから、ようやく、そのすごさが分かりました
もし同じ状況で夫が帰宅したとして、私は絶対に「それは良いことをなさいましたね」とは言えません…
その頃(長男3〜4歳頃)であれば、
えっ⁉︎
年越しどうするの?
その傘、年明けに売ればよかったのに!
そういう言葉しか出てこなかったと思います
今なら、(責めちゃいけない責めちゃいけない)と心の中で唱えつつ、
そっか…じゃあ、あるもので年越ししよう
年が明けたら、今度は私が市に売りに行くよ
と、やっぱり責める気持ちは捨てきれそうにありません
「大器晩成タイプ」と言われ続けている私なので、おばあさんと呼ばれる頃にはもう少し優しい人間になっていられるよう精進していきたいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
【追記】現実に存在する人で尊敬するのは「フルタイムで働くお母さん方」です